モトローラ6800CPUボード(SBC6800)で電大版TinyBASICを動かす (3)ハンダ付けのときの注意など

さて、SBC6800基板と部品がそろったらハンダ付けです。

ハンダ付けに必要な工具とか

ハンダ付けの際に必要に工具などを揃える必要があります。当然ハンダゴテ…とニッパーその他があると便利です。

  • ハンダゴテ
    • 私は数年前に買った温度調節機能つきPX-501を使用しました。普通のハンダゴテだと時間がたつと過熱してハンダが玉になりやすくなりますが、温度調節付きだと安定したハンダ付けができて楽しいです。
  • ハンダコテ台
    • 昔は適当な金属製のお菓子の缶の蓋とかでハンダゴテ台にしていましたが、数年前にちゃんとした台を買いました。goot はんだこて台 ST77です。スポンジもついてて便利。その前はgoot はんだこて台 ST-11 を使用していましたがちょっと良いのが欲しくなって買った感じです。
  • ニッパー
    • ニッパーはゴツいのしか持ってなかったので、精密ニッパーをこれまた数年前に買ってました。ごついニッパーだと細かい部分のコンデンサの足の切断とかがやりずらいので、精密ニッパーオススメです。ただゴツいニッパーも必要で、2列ビンヘッダを途中で切断するときには精密ニッパーだと切れなくて苦労しました。
  • 虫眼鏡とか基板固定台
    • すでに老眼の私はハンダ付けがイモハンダとかテンプラハンダになってないかのチェックのため虫眼鏡が活躍しました。ワニ口クリップなどがついた基板固定台+簡易虫眼鏡の台を使いましたが、わりと便利でした。

電子部品装着・ハンダ付け時の注意

前回も書きましたが、部品リストに従って集めた部品をSBC6800基板へハンダ付けしていくわけですが、背の高さの低いものからハンダ付けするのがおすすめです。
私は順番を適当にやったので、あとでちょっとだけ苦労しました。

  • ピンヘッダ
    • 6ピンのL型ピンヘッダをさきにつけた方が良いです。L型ピンヘッダも、表に出た部分の長さが長いのもあれば短いのもあったりして…接続するシリアルケーブルに合ったものを使うのが良いかと…
  • 抵抗器
    • 背の低い部品としては、今回1つだけある抵抗器(4.7kΩ)をさきにハンダ付けしてしまうのが良いと思います。
  • ICソケット
    • ICソケットは安い板バネ式ので十分だと思いますが、EPROMを装着する28Pinのソケットは何回かROMを焼き直して刺し直したりすると思うので、丸ピンソケットにするのも良いかも。(本当はゼロプレッシャーとかにするともっと良いのですけど…)
  • バイパスコンデンサ足修正、電解コンデンサの向き注意
    • バイパスコンデンサとして装着する0.1μFですが、購入したところによってはユニバーサル基板幅にうまく合うように足をガニマタに整形されているものがあります。わたしが買ったのがそうでした。ラジオペンチで整形しないとうまくささらなかったりして、ちょっとだけ苦労しました。
    • 電解コンデンサは+/-の極性があります。シルク印刷では分かりにくいかもしれませんが回路図などと見比べて逆差ししないように注意が必要です。
  • DCジャック
    • 一般に売られている平たい脚のDCジャックではなく抵抗器やコンデンサと同じくらい細い足のDCジャックが必要です。スイッチサイエンスとか秋月電子の通販で売ってます。
  • スライドスイッチ
    • スライドスイッチも細足3pinでプリント基板に装着できるタイプが必要です。地元の部品屋でで特価品で出ていたりしたのでこちらは一般的な部品かも。

各種部品のハンダ付けが終わったら、PICの焼き込みです。

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